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ロシュの尿簡易検査用試験紙

Comburテストシリーズは50年を迎えました

尿は尿路感染症・腎症を始めとする様々な疾患における重要な指標です。

 

Clinical and Laboratory Standards Institute( CLSI、旧 NCCLS)は、尿検査ガイドラインにて「尿検査は臨床検査においてシンプル、迅速、かつ基本的な検査と言えます。その有用性は、疾患(腎症、尿路感染症、肝障害、糖尿病を始めとする代謝障害)の診断、慢性疾患の治療効果のモニタリング、無症候性疾患のスクリーニング等において証明されています1

 

 

Combur-Test

尿簡易検査用試験紙 Combur テストシリーズ、コバス MAUⅡ

小規模な検査室や色調を目視で判定するための目視法用の多種多様な尿簡易検査用試験紙

ご存じでしたか?

 

全尿検体の20%以上の検体において、検査結果に影響を及ぼす危険性のある濃度以上にビタミンC(アスコルビン酸)が含まれています2。ビタミンCは小麦粉、パン、ケーキ、デニッシュ、ソーセージ、シリアル、果物、野菜ジュースなど多くの食品や飲料に防腐剤として添加されています。特に風邪の流行する季節にはビタミンCをサプリメントから摂取する人も多く、偽陰性の結果が得られる危険性が非常に高くなります3。Combur テストシリーズは、ビタミンCを酸化することによりその影響を回避できるヨウ素酸塩を含有しており、偽陰性発生のリスクを著しく減少させることができます。

 

参考文献

  1. CLSI, 2009. Urinalysis; Approved Guideline-Third Edition (GP16-A3). 3rd ed. Wayne(Pennsylvania): Clinical and Laboratory Standards Institute.
  2. Brigden ML, Edgell D, McPherson M, et al. High incidence of significant urinary ascorbic acid concentrations in a west coast population--implications for routine urinalysis. Clin Chem 1991;38(3):426-31
  3. Nagel D, Seiler D, Hohenberger EF, et al. Investigations of ascorbic acid interference in urine test strips. Clin Lab 2006;52(3-4):149-53