Q1:これまでの cobas シリーズのPCR検査装置とは何が違いますか?
A1. 現行のCOBAS® TaqMan®やcobas® 4800よりもさらに自動化されており、検査実施のために必要な作業時間が大幅に削減されます。また、1機種で実施可能な項目数も増えており、cobas® 5800システム 1台の導入で多種の検査を実施可能になります。
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Q2:導入するまでの流れを教えてください。
A2. 導入からご使用開始まで以下の流れが必要となります。
・当社エンジニアによる検査室のスペースや搬入経路の確認
・当社エンジニアによるシステムの搬入/設置(およそ1日で完了)
・当社アプリケーションスペシャリストからのトレーニング受講
Q3:製品について詳しく説明した資料などありますか?
A3. 以下の資料がこちらのページにございます。フォームからダウンロード可能です。
①cobas® 5800 システムの性能をご紹介したリーフレット
②cobas® 5800システム、およびその他PCRシステムで使用可能な項目の一覧
Q4. cobas® 5800 システムで測定可能なPCR検査の項目は?
A4. 現行の機器で検査可能な項目は全て検査可能になる予定です。肝炎、HIV-1、結核、コロナウィルス、HPV、CT/NGなど多種の検査が実施できます。
Q5. cobas® 5800 システムはランダムアクセス機能がありますか?
A5. 24テストバッチでの運用のため、行いたい項目を1検体から開始できる「ランダムアクセス」ではありません。1バッチあたり最大6項目まで同時に測定可能なミックスバッチ機能や、優先する検体を先にスタート可能な機能も備えているため、柔軟に「オンデマンド」での検査が可能です。バッチ運用の高い処理能力と、少量検体の検査が可能な柔軟性を同時に兼ね備えたシステムです。
Q6. ミックスバッチ機能を使用するためにはどのような操作が必要ですか?
A6. ソフトウェアが架設された検体の情報から自動で最適な組み合わせのバッチを組むため、ユーザーによる操作は不要です。
Q7. cobas® 5800 システムに試薬をローディングする前にどのような前処理が必要ですか?
A7. 試薬カセットを箱から出せばそのまま搭載可能なReady-to-useのキットのため、前処理は必要ありません。試薬は冷蔵、または室温保存の2種類のみです。凍結品はないためディープフリーザ―のご準備は不要です。
Q8. 採血管は、cobas® 5800 システム専用のチューブに移し替えないと機器にローディングできないでしょうか?
A8. 採血管を直接サンプルキャリアに搭載してローディングが可能です。検体量が少ないなどの場合は、セカンダリーチューブへ移し替えてローディングすることも可能です。
販売名:コバス 5800 システム 製造販売届出番号:13B1X00201000086