uPath ER (SP1) 画像解析 (Breast用)

uPath画像解析アルゴリズム
今後のデジタルパソロジーには、病理医が組織スライド画像を評価する際に客観的で再現性のよいスコアリングを補助するAIに基づく画像解析ツールが求められます。
Roche uPath ER (SP1) 画像解析 (Breast用) アルゴリズムは、ホルマリン固定パラフィン包埋乳房腫瘍組織の画像において、病理医が注釈を付けた腫瘍領域内のER陽性及びER陰性の腫瘍細胞核を同定する補助的なコンピューターによる支援ツールです。
真に効率の良い病理ワークフロー
主要タスクを自動化し、正確で一貫した結果が得られる統合ソリューションを利用

すぐに使用できる統合システム
Roche uPath エンタープライズソフトウェアとCONFIRM ER (SP1) 抗体の併用に関してバリデーション済み。

迅速かつ自動化
病理医トレーニングによるディープラーニングアルゴリズムが、ER腫瘍細胞の陽性率を迅速に算出します。

一貫性、信頼性
スライド画像を客観的かつ再現性のある形で評価することができます。

Roche uPath ER (SP1) 画像解析 (Breast用) (RUO) を利用
- 病理医トレーニングによるディープラーニングアルゴリズムによって精度を向上させることで、VENTANA DP 200スライドスキャナーでスキャンし、CONFIRM ER (SP1) ウサギモノクローナル一次抗体で染色したスライド画像の客観的かつ再現性のあるスコアリングを実現
- Roche uPath エンタープライズソフトウェアによって、シームレスな閲覧、アライメント、同期、共有、報告が可能に
- 全スライド解析 (WSA) の活用及び病理医による評価の前に予めスライド画像を自動で計算することで、ユーザーが定めた関心領域の結果取得時間を短縮
- ER腫瘍細胞の陽性率を迅速に算出し、染色細胞を染色強度により層別化
- クリアな視覚的オーバーレイでは、容易に参照できるように、核染色した腫瘍細胞と核染色しない腫瘍細胞をそれぞれ強調表示します

施設におけるデジタルパソロジーの可能性を最大化
Rocheデジタルパソロジーソリューションは、高性能なハードウェア、ソフトウェア、uPath画像解析アルゴリズムを組み合わせたもので、エンド・ツー・エンドの経験を目指した完全なRoche Diagnosticsのポートフォリオと統合された調和の下で機能し、病理検査ワークフローを拡張します。
登録ステータス
*研究目的専用。診断には使用しないでください。
スキャナーおよびuPathの規制状況については、製品専用のラベル表示を参照してください。研究目的専用製品を体外診断 (IVD) 製品を併用する場合、そのワークフローは研究目的のみとし、診断目的に使用することはできません。