抗HCV抗体検査は、HCV感染症のスクリーニング検査に用いられる重要な検査項目で、1989年にNS4領域抗原を用いた第一世代試薬の開発に端を発します。現在では、HCVゲノム上の構造領域をコードするコア、非構造領域を コードするNS3、NS4等の複数の領域にまたがる抗原が用いられており、十分な臨床感度を有することが報告されています。1
システム | cobas e411 | cobas e601/602 | cobas e801 |
測定時間 | 18分 | 18分 | 18分 |
検査原理 | Double antigen sandwich(DAGS)法 |
Double antigen sandwich(DAGS)法 | Double antigen sandwich(DAGS)法 |
キャリブレーション |
マスターキャリブレーションの二点補正 | マスターキャリブレーションの二点補正 | マスターキャリブレーションの二点補正 |
判定 | 陰性 : COI < 0.9 判定保留: 0.9 ≦ COI < 1.0 陽性 : COI ≧ 1.0 |
陰性 : COI < 0.9 判定保留: 0.9 ≦ COI < 1.0 陽性 : COI ≧ 1.0 |
陰性 : COI < 0.9 判定保留: 0.9 ≦ COI < 1.0 陽性 : COI ≧ 1.0 |
検体種 | 血清又は血漿(ヘパリン、EDTA-2K、 EDTA-3K、クエン酸) |
血清又は血漿(ヘパリン、EDTA-2K、 EDTA-3K、クエン酸) |
血清又は血漿(ヘパリン、EDTA、クエン酸) |
検体量 | 50 μL |
50 μL |
30 μL |
試薬機器上安定性 |
31日間 |
31日間 |
16週間 |
室内再現精度 |
CV 4.6~5.2% | CV 1.6~1.8% | CV 1.2~1.4% |
臨床的感度 | 100% (n = 765) | 100% (n = 765) | 100% (n = 765) |
臨床的特異性 |
99.84% (n = 6,850、血液ドナー) 99.66% (n = 3,922、ルーチン検体) |
99.84% (n = 6,850、血液ドナー) 99.66% (n = 3,922、ルーチン検体) |
99.84% (n = 6,850、血液ドナー) 99.66% (n = 3,922、ルーチン検体) |
製造販売承認番号 |
22400AMX01424000 | 22400AMX01424000 | 22400AMX01424000 |
統一商品コード |
304911 305680 |
304911 305680 |
30916 |
参考文献