B型肝炎表面抗原(HBsAg)の
定性的な判定を目的とした免疫検査
HBs抗原(HBsAg)は、B型肝炎ウイルス(HBV)本体のDane粒子外被を形成する表面蛋白で、HBV感染者血中ではDane粒子以外にHBVが肝細胞内で増殖する際に生成される管状粒子および小型球形粒子として存在します。
HBs抗原は、HBV感染早期から血中に出現するため、HBV感染の有無を知る重要なマーカーとして広く用いられています。本品は、電極表面での酸化還元反応を応用した電気化学発光免疫測定法(ECLIA)により、感度、特異性の高い効果が短時間に得られるHBs抗原検出試薬として開発されました。1