エストロゲンは第二次成長を促す重要な女性ホルモンの総称です。生体内に存在する天然のエストロゲンは、主にエストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)で、この内、最も生理活性が高いものがE2で、分子量272のステロイドホルモンです。
エストロゲンの作用は実に多様で、子宮、乳腺などへの性器作用とともに、脂質代謝、骨代謝、糖代謝、血管機能などの性器外作用を有します。生殖系の疾患とともに、更年期障害のモニタリングには重要な項目になります。
同時再現性、日差再現性とも良好な結果が得られています。
(松崎利也他、医学と薬学72(5):931-941,2015)
ID-GC/MS法との良好な互換性を確認しております。
エクルーシス試薬 E2ⅣとCLEIA法との相関を示します。
(松崎利也他、医学と薬学72(5):931-941,2015)