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製品

エクルーシス®試薬 hCG+βⅡ

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、分子量約38,000の糖タンパクホルモンで、αとβの2つのサブユニットからなり、下垂体あるいは、妊娠時の胎盤絨毛組織で産生されます。

血中、尿中のhCG量は、妊娠状態をよく反映することから、妊娠判定及び子宮外妊娠、流産の診断や経過管理に重要な検査です。



特徴

  1. コバス e 411、コバス6000、コバス8000専用試薬
  2. 18分の短時間反応
  3. 広範囲を精度良く測定(測定範囲:0.1~10,000mlU/mL)
  4. 4th IS NIBSC(75/589)に準拠した値付け
  5. LH、FSH、TSHによる影響は1%以下
  6. 調整不要の試薬
  7. サンドイッチ法による測定



測定試料

  • 測定試料:血清または血漿
  • 測定試料の安定性:血清、血漿:2~8℃で3日間、-20℃で12ヶ月安定
  • 測定試料量(サンプリング量):10μL



試薬の安定性

  • 未使用時:2~8℃で使用期限まで安定
  • 開封後:2~8℃で12週間安定(使用してからの安定性)
  • 機械上:4週間安定



使用抗体

使用抗体
使用抗体



再現性

良好な同時再現性を確認致しました。

同時再現性



他法との相関性

エクルーシス試薬 hCG STATとELFA法との相関を示します。

相関hCG+β



基準値

製造元の検討結果による参考基準範囲は以下のとおりです。

  • 非妊婦女性:3mlU/mL以下
    (健常非妊婦112例での97.5パーセンタイル値)
  • 閉経後女性:6mlU/mL以下
    (閉経後女性36例の測定結果)
  • 男性:2mlU/mL以下
    (健常男性277例での97.5パーセンタイル値)
妊娠の血中濃度測定結果

(自社データ)