ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、分子量約38,000の糖タンパクホルモンで、αとβの2つのサブユニットからなり、下垂体あるいは、妊娠時の胎盤絨毛組織で産生されます。
血中、尿中のhCG量は、妊娠状態をよく反映することから、妊娠判定及び子宮外妊娠、流産の診断や経過管理に重要な検査です。
生理活性を有するIntact-hCGのみを測定することをコンセプトにしており、α-サブユニットとβ-サブユニットが結合している部分と、β-サブユニット中のCore fragmentを認識する2種類のモノクローナル抗体を使用しています。
良好な同時再現性を確認致しました。
エクルーシス試薬hCG STATとELFA法との相関を示します。
参考基準範囲:5mlU/mL以下(健常女性血清100例の測定結果) 閉経後の女性では、10mlU/mLまで上昇する場合があります。妊娠血清での検討におきまして、以下の結果を得ました。
(自社データ)
健常者尿検体における参考値
(国内検討データ)