抗HBs抗体は、B型肝炎ウイルスの表面抗原に対する特異抗体で、B型肝炎の治癒に伴い血中に出現し、B型肝炎ウイルスの既往感染を示します。また、抗HBs抗体はB型肝炎ウイルスに対する感染防御抗体として働くと考えられており、B型肝炎の予防対策上の重要な検査として広く用いられています。さらにB型肝炎ワクチンの接種に際して、その必要性と抗体獲得の有無を知る重要な指標となります。
血清または血漿中のHBs抗体の検出
測定値に対する高い信頼性
Anti-HBs Ⅱは、WHO 2nd international standardと良好な相関を示します。
(Elecsys Anti-HBs Ⅱ assay CE evaluation data 2015)
(製造元データ)