HTLVの母子感染は主に母乳を介して引き起こされると考えられており、母子感染防止対策として妊婦のHTLV-1抗体検査が2010年より公費助成されるようになりました。「妊産婦診療におけるHTLV-1感染(症)の診断指針」において診断薬として『感度が十分に高い製品を選択することが重要である。』とされており、本試薬はPA法、CLEIA法、CLIA法とともに1次検査の推奨品の一つとなっています。
(日本HTLV学会 Available at: http://htlv.umin.jp/info/maternity-care.html(accessed January 2018))
血清又は血漿中のヒトT 細胞白血病ウイルスⅠ抗体(抗HTLV-Ⅰ抗体)及びヒトT 細胞白血病ウイルスⅡ抗体(抗HTLV-Ⅱ抗体)の検出 (ヒトT 細胞白血病ウイルス感染の診断の補助等)
(製造元データ)
(製造元データ)
(園山里美ほか、医学検査 65(6)642-648,2016より)
(園山里美ほか、医学検査 65(6)642-648,2016より)
(園山里美ほか、医学検査 65(6)642-648,2016より)
(園山里美ほか、医学検査 65(6)642-648,2016より)
高い臨床的感度を有します
HTLV-ⅠおよびHTLV-Ⅱ感染者1,149例を対象として、ウイルス型ごとに臨床的感度を検討した結果、100%の臨床的感度を示しました。
(製造元データ)