梅毒の血清学的検査にはSTS法(リン脂質を抗原とする方法)とTP法(TP抗原を用いる方法)があります。本試薬はTPのIgG抗体とIgM抗体を高感度かつ高特異度に検出するTP法の試薬であり、感染初期より有用な検査です。
血清又は血漿中の抗梅毒トリポネーマ・パリーダム抗体(抗TP抗体)の検出(梅毒トリポネーマ・パリーダム感染の診断の補助等)
(増戸梨恵ほか,医学と薬学72(5):919-929,2015一部改変)
高い臨床的感度を有します
梅毒トレポネーマ・パリーダムに感染の疑いがある患者検体を用いた感度評価において、100%の臨床的感度を示しました。
(Clinical and Vaccine Immunology 22:17−26.2015)