同時検査による効率性の改善
cobas® TaqScreen MPX v2.0は、ヒト全血および血液成分(原料血漿を含む)の提供された血液において、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)およびB型肝炎ウイルス(HBV)を即時に識別するマルチプレックスリアルタイムPCR検査です。
FDAの新しい規則の下では、核酸検査は、HBVの早期検出に大きな改善をもたらすため、ドナーとなり得る方のHBVのスクリーニングに用いられています。この変更により、「感染のウィンドウ期」における感染リスクを低減します。
ウイルス感染の自動化されたリアルタイム検出
- たった1つの検査で3種類のウイルス(HIV、HCVおよびHBV)をリアルタイム検出および同定
- 1つの簡便なアッセイで5つの重要なウイルス標的(HIV-1 グループM、HIV-1 グループO、HIV-2、HCVおよびHBV)をカバー
- 新しいウイルス配列に基づいたウイルス標的の包括度の向上
よりシンプル、かつより効率的な検査を目指して
- キャリブレーション不要のリアルタイムPCR
- 冷凍を要さないすぐに使用可能な試薬
- ウイルス識別検査の必要性を取り除くことで作業の効率性が増加
- 単一プラットフォームでのワークフローの改善
ドナースクリーニングにおける高度な診断技術
cobas® TaqScreen MPX v2.0は、ドナースクリーニング検査において、3種類のウイルスと5種類の重要なウイルス標的を単一のアッセイで確実に検査できるようにすることで、HIV、HBV、HCVに感染した血液検体の感染のリスクを低減し、また迅速な臨床検査で識別検査の必要性をなくすことで、作業の効率性を増加させます。