ワークフローの効率

斬新な臨床へのアプローチ

ロシュはイノベーションを強く推進します。ロシュは、遺伝子検査をクロスコンタミネーションコンプライアンスについて検証されたプレアナリティクスシステムと接続できる検査機器メーカーです。これによって新しいワークフローの効率化の提案が可能となりました。

 

 

システムの自動化と統合

RMD_システム_cobas p 512 前処理システム

前処理

前処理システムの自動化により、特定の検体タイプとアッセイに従った効率的なワークフローを実現します。

RMD_Systems_analytics system.png

解析

ロシュの前処理システムにより、cobas® 6800/8800システム同様、検体検査から結果の出力までの一貫した自動化が実現します。

RMD_Systems_Post Analytics Image.jpg

後処理

後処理ワークフローは、自動化されたリキャップ、密封、および保管で始まります。

一貫した自動化

ワークロードの低減、ワークフローの単純化

ロシュはワークフローの自動化のために包括的なソリューションを提供します。スタッフがより複雑な検査ニーズに集中できるよう、タッチポイントを効率化または低減して生産性を高めます。オペレーターに最小限かつ直観的なインターラクションを提供するように設計されたcobas®6800/8800システムにより、例えば、わずか3つの操作のみで、ウォークアウェイタイムがまさに「ウォークアウェイ」タイム*になります。

 

*ワークフローに応じて、「ウォークアウェイ」タイムはcobas®6800システムで最大8時間、cobas®8800システムでは4時間となります。

試薬&消耗品の充填
RMD_システム_試薬と消耗品の充填
検体の充填
RMD_システム_検体の充填
測定結果の出力
RMD_システム_測定結果の出力

検査室とお客様のニーズのための最適化

その他のソリューション(cobas® 4800システムなど)により、多様な遺伝子検査ニーズに応え、状況に応じた自動化が実現されます。

  • PCRと検出のためのアッセイの準備と検体搬送
  • 再検査や結果解釈の必要性の少ない、明確で正確な結果報告のための解析

ロシュのソリューションは、臨床の現場から自動化された検査室まで、それぞれのスループットやワークフローの複雑性に対する検査ニーズに対して、様々な自動化ソリューション(バーチャル、スタンドアロン、結合)によってカバーします。

RMD_システム_検査室のための最適化

将来のためのシステムの連携

ロシュのソリューションは、メニューや自動化、作業量、複雑性などに対するニーズの変化に応じて進化します。現在も将来も、患者さんの検査結果を確実かつタイムリーに、そして正確に得ることができるようになります。

将来のための連携

関連システム

cobas® 4800システム

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効率的で柔軟なワークフローやアッセイメニューにより、すべての検査結果が信頼性の高いものになります。核酸抽出からプレートのセットアップ、解析が自動化され、リソースの効率的な活用やエラーの低減に役立ちます。

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cobas® 6800システム

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IVDの検査が大きく変わります ― 1ランあたりわずか3回のシンプルなユーザーインターラクションと最大8時間のウォークアウェイタイムを実現します。

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cobas® 8800システム

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オペレータのインターラクションを最小限にし、ハイスループットな検査に変化をもたらします。

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参考文献

  1. Patel R, Alderson S, Geretti A, et al. European guidelines for the management of genital herpes, 2010. Int J STD AIDS. 2011;22(1):1-10.