コバス b 101 プラスは指先などの血液を用いて、糖尿病マーカーであるHbA1c、脂質異常症マーカーである脂質3項目、そして炎症マーカーであるCRPの測定が可能な生化学分析POCT装置です。簡単3ステップ操作、扱いやすい6cm試薬ディスク、便利なデュアル測定モードなど簡単、迅速、検査室レベルの精度の測定をコンパクトなベンチトップサイズで実現しています。コバス b 101 プラスがあらゆる場所で疾患の診断や治療に欠くことのできない検査項目の測定をスマートにします。
コバス h 232 プラスは、急性心筋梗塞の早期診断や肺血栓塞栓症の除外検査、心不全患者のモニタリングに有用なマーカーである心筋トロポニンTやミオグロビン、CK-MB、D-ダイマー、NT-proBNPを全血で測定することが可能なPOCT装置です。コンパクトなボディで、あらゆる臨床の現場への持ち運び可能です。
全血150µLを滴下するだけで、15分以内に血中心筋トロポニンTを判定。“急性心筋梗塞”の診断と治療には、その迅速性が常に求められます。
トロップT センシティブは、短時間に心筋梗塞の診断ができ、より的確な治療方針が立てられます。
Combur(コンバー) テストシリーズは、試薬部分をナイロンメッシュでカバーした独自の構造を持ち、これによって発色のムラを起こりにくくすると同時に、判定を容易にします。
また、アスコルビン酸分解試薬層を組み込むことにより、アスコルビン酸の影響を受け易い潜血、ブドウ糖試験部分におけるより正確な判定を実現しています。
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コアグチェック シリーズは、経口抗凝固療法のモニタリングに使用するPT-INRを、わずか8µLの毛細血管全血を点着するのみで、約1分の短時間で迅速に測定できる画期的なPOCT装置です。
長期にわたり毎月モニタリングが必要な患者さまの的確な薬剤量を身近な診療所や在宅医療で決定することができます。
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SARS-CoV-2 ラピッド抗原テストはヒト鼻咽頭、および鼻腔に存在するSARS‑CoV‑2を特異的に検出する、イムノクロマト法による信頼性の高い迅速抗原定性検査です。
SARS‑CoV‑2 Rapid Antibody Test RUOはヒト血清、血漿、または全血中のSARS-CoV-2 に対する、IgGおよびIgM抗体の定性検出を目的とした、イムノクロマト法の検査です。
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急性心筋梗塞におけるトロポニンT測定意義と実際
兵庫県立尼崎総合医療センター
循環器内科 科長 臨床研究部部長 佐藤 幸人先生
欧州・日本の心筋梗塞の診断におけるガイドラインではトロポニンを用いることが推奨されています。高感度トロポニンTを用いた診断アルゴリズムや、POCトロポニンT検査の診断機能・実際の診断とその流れをご紹介しております。
【対象】胸痛を訴える患者、心筋梗塞
【検査項目】トロポニンT、(トロポニンThs)
【紹介機器】コバス h232
POCT JOURNAL vol.3 新型コロナウィルス検査の使い分けと有用性
【監 修】 大阪府立中河内救命救急センター 所長
山村 仁 先生
【執 筆】 大阪府立中河内救命救急センター 検査部
吉田 元治 先生
大阪府立中河内救急センター様での、救急患者受け入れ時の新型コロナウィルス検査の使い分けについてご紹介いただきました。
エキスパートに聞く!10 min Lecture
「糖尿病における脂質代謝異常」(動画)
昭和大学医学部 糖尿病・代謝・内分泌内科
平野 勉 先生
糖尿病における脂質代謝異常について解説頂いております。現在では、診療所においてもPOC装置で簡単にNon-HDLコレステロールと中性脂の測定が可能となっています。
【対象】糖尿病、CHD(冠動脈疾患)
【検査項目】脂質
【紹介機器】コバス b101
チャプター1(糖尿病のCHDリスクに脂質代謝異常が強く関与する)
チャプター2(Small dense LDLは動脈硬化リスクとより強力に関連する)
チャプター3(LDL粒子サイズは糖尿病のCHDリスクを規定する)
チャプター4(non HDLコレステロールを活用してCHDリスクを知る)