デュアルプローブHCVウイルス定量検査
(cobas® 5800/6800/8800システム用)
絶えず変化するウイルスの正確な定量と検出
世界では約4,000人がウイルス性肝炎が原因で日々死亡しており、年間死亡者数は140万人に達しています1。ロシュは、効果的な診断とモニタリングにより、ウイルス性肝炎の撲滅に取り組んでいます。C型肝炎に関しては、cobas® 5800/6800/8800システム上で使用するcobas® HCVが患者の治療レスポンスを判定できるよう、精度の高いデュアルプローブの定量検査を提供します。
HCV検査において本当に重要なものはなんでしょうか
正確で信頼性の高い結果を得るためには、定量的なC型肝炎ウイルス(HCV)RNA検査は、ミスマッチ配列に許容性がなければなりません。変化が起こりやすいRNA複製と高ウイルス産生率が組み合わさると、HCVの遺伝的変動性は極めて大きくなります。臨床医は、最適な治療アウトカムを達成するため、定期的なHCVウイルス定量検査を信頼しています。
cobas® HCV定量核酸検査は、当社の独自のデュアルプローブアッセイデザインに基づいて、臨床的意義のあるアッセイパフォーマンスを提供します。cobas® HCVは、検査室の効率的なワークフローと相まって、現在および将来の慢性C型肝炎治療の要件を満たす感度の高さを提供できるよう設計されています。
新しい設計のデュアルプローブHCVウイルス定量測定では、ウイルス量のより正確な定量のため、バックグラウンドノイズから真のシグナルを正確に識別します。
特徴
- HCVジェノタイプ1~6型の正確な検出と定量
- 新しいHCV治療での使用において実績があります
- COBAS®AmpliPrep/COBAS® TaqMan® HCV定量検査 v2.0との優れた相関性
正確なHCVウイルス定量によって最適な治療方針が決定されます
- 正確なHCV RNAウイルス量測定は、DAA治療下の患者のモニタリングにおいて、治療の継続を決定し、治療の成否を評価する上で重要です。
- ロシュのHCVデュアルプローブアッセイを用いることで、臨床医はHCV患者の管理を改善し、最適化された臨床決定を円滑に進めることができます。